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【レビュー】読み終えるころには自然と掃除を好きになれる本でした

マッシュ
 【朗報】ついに、ついに、掃除を完全に習慣化することに成功しました!

自分の掃除嫌いはもう一生直せない、ズボラな自分を認めるしかない、と思い掃除を好きになることは諦めていたんですが、そんな私を変えてくれたのがこちらの本。

お坊さんが教えるこころが整う掃除の本

読書が得意ではない私でもさらっと読了することができ、読了後すぐ行動に移すことができました。

こんな人におすすめ!

✔︎シンプルライフに憧れている

✔︎掃除をしたいけど重い腰が上がらない

✔︎なんとなくモヤモヤする日々から抜け出したい

目次

読みやすさに一目惚れした

読書が得意なわけではないので、本を選ぶときは「読みやすさ」を第一基準として選んでいます。

この本は、そんな読書が苦手な私でも読みたくなるようなデザインと内容でした。

イラストがかわいい

シンプルな手書きのイラストがかわいい。

ちょうどいいタイミングでかわいい挿絵があるので、読むだけでなく見てもほっこりする本です。

無駄のない文章の流れ

お坊さんが書いているからか、一切の無駄がない文章。流れがいいので、2時間ほどで読了しました。

今日からマネできる掃除術がたくさん

掃除と片付けの時間帯

やっぱり掃除は、朝。一日の朝一番に、行いましょう。

反対に、夜寝る前は、身のまわりの片づけをしましょう。

たとえ時間がくても5分でいいから、朝は掃除、夜は片づけを習慣化することで心が整うと松本さんは言っています。

掃除は空いた時間に適当に済ませていた私。

掃除や片づけは「家を綺麗にすること」だけが目的だと思っていましたが、「心を整える儀式」と考えを変えることで、なんだかとっても特別なものに感じました。

本を読んでからは、家を綺麗にするためというよりも心を整えるために掃除や片づけをするようになりました。

すっごく当たり前なんですが、朝掃除をすれば気持ちはシャキッとするし、寝る前にモノをあるべきところへ片づけるとモヤモヤすることなく寝るモードへ入ることができます。

空気の入れ替え

寒くても暑くても、朝掃除をするときは空気の入れ替えをする。

空気の入れ替えもやればいいのはわかっていたものの、今まではやっていませんでした。

しかし、松本さんはこう言っています。

「掃除というのは、ある意味自然とのコミュニケーション」

自然とのコミュニケーションのためにも、空気の入れ替えは必要だというのです。

ちょうど最近「月の満ち欠け」や「アーユルヴェーダ」に興味を持ち始めた私は、この言葉を読んで衝撃を受けました。

マッシュ
「心を整えるための儀式」だけでなく「自然とのコミュニケーション」でもあるのか…!

読んだその次の日から早速朝一番に空気の入れ替えをするようになりました。

これまた当たり前なんですが、朝一番に外の空気を吸うと気持ちがいいです。

転役(てんやく)のすすめ

転役とは「定期的に役割の転換を行う」ことだそうです。

生活に取り入れるとするならば、いつもママがご飯を作っているなら、たまにパパがご飯を作ってみる。そうすることで、お互いに感謝の気持ちが改めて生まれるとのことです。

子どもがいる場合は、教育のためにも家事や掃除の転役はおすすめと松本さんは言っています。

転役という言葉は初めて聞きましたが、これは以前から取り入れていました。

夫婦間で家事を完全分担すると「え、洗濯してないの?」と無駄にイライラする原因にもなってしまうので、家事は気づいたほうがやれるほうがやる制度を取り入れています。

マッシュ
とはいえ、最近ご飯は夫にお任せしがち…だって美味しいから…!

息子も1歳半ころから掃除のまねっこをするようになったので、積極的に雑巾やモップを持たせて遊び感覚で掃除を一緒にしていました。

もちろん、小さいうちは大人が掃除をやったほうが圧倒的に効率がいいし綺麗になるのですが、子どもに何かしらの役目を持たせることが大切と松本さんも言っています。

確かに、たとえまねっこでも掃除に集中しているときの息子の目はキラキラと輝いています。

特におすすめは「掃除を終えたら」の章

無一物中無尽蔵

「何ものも持たず執着しない境地に達すれば、限りない世界が広がってくる」という仏教の空の教え。

お恥ずかしながら、この本で初めて知った言葉です。しかし「その通りだな」と最近つくづく思います。

先日、クローゼットを整理したときに「たくさん服を持っている=幸福、豊か」とは限らないと確信しました。

たくさんのモノたちが、むしろ私を悩ませ苦しませていたんだと気づきました。

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そしてこの本で一番好きな言葉がこちら。

ものを大事にするこころというのは、大事にしたいと思えるものに出合わないと、育ちません。

いつ壊しても良いと思えるようなものばかりに囲まれていれば、ものを大事にすることの意味は、わからないでしょう。

どうですか?

ぐうの音も出ないというか、恐れ入りました…という感じですよね。

もはや掛け軸にして飾りたいくらい。

「安いから」「なんとなく欲しいから」という理由で買ったモノたちは、今も変わらず手元に残っていますか?

もちろん大事にしたいと思えるものに出合うためには、買ってみなければわからないこともありますし、大事にしたいと思うものの基準は人それぞれ。

しかし、これからは安易な理由でモノを買うのは避けたいと、この言葉を読んで強く思いました。

【まとめ】当たり前を当たり前にやることから始めよう

今回は『お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』の感想を紹介しました。

文章も、書いている掃除方法も、全てにおいて一切の無駄がなく、読んでいるだけでもこころが整う感覚になる本です。

今まで掃除関係の本は何冊か読んだことがありますが、読んだあとに行動に移した試しがないズボラな私…

しかし、こちらの本は「掃除をすることでどんなメリットがあるか」がわかるので、読んだあとにすぐ行動に移すことができました。そして、ついに掃除を完全に習慣化することに成功!

この本から学んだことは「当たり前を当たり前にやる大切さ」です。

掃除をするのは大切だとわかっちゃいるけど重い腰が上がらないという方は、こちらの本を一読してみることをおすすめします。

個人的に著者の松本さんのお人柄にも惹かれたので、次は『「こころの静寂」を手に入れる37の方法』を読んでみます。

「他人にも自分にも振り回されない“小さな悟り”のススメ」とは?気になる!

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