今年になってから「月の満ち欠け」に少しずつ興味を持ち始めました。
そんなときに知った『満ち欠けスケジューリング術』という本。
読了後、早速実践してみたところ、仕事、体調、メンタル、あらゆることがいい方向へ進んでいきました。
手帳術関連の本は今まで何冊も読んできましたが、一番わかりやすく真似しやすい&効果がすぐ感じられる手帳術本でした。
✔︎手帳が好きだけど使いこなせない
✔︎月の満ち欠けに少し興味がある
✔︎手帳で夢や目標を叶えたい
✔︎なぜいつも手帳が続かないか知りたい
学生、ビジネスマン、主婦、老若男女関係なく全ての方にこのスケジューリング術をおすすめしたいです。
そんなごり押しの「満ち欠けスケジューリング術」とはどんなものか、ご紹介しますね。
ムーンプランナーの特徴について
まずは、著者の横村友紀さんが考案した「ムーンプランナー」について簡単に紹介します。
最初は #ムーンプランナー に何書こう??ってなる人も多いのですが、大事なのは「この期間をどう過ごすのか」をよくイメージして「なにをするか」を決めていくこと。そのためにはページをよく見るのがすごく大事です。土日多いなーとか、月末月初がはいるなーとか。https://t.co/dvVYMD4KWX pic.twitter.com/w9SZd43Bl4
— ムーンプランナー【公式】 (@moonplanner) November 14, 2020
ムーンプランナーは、新月と満月からページが始まる変わったレイアウトで構成されています。
横村さんはこのムーンプランナーを使い始めてから、なんのツテもコネもない借金まみれの状態から、たった3年ほどで年商1000万円を超えるビジネスに成長させたそうです!
と思いましたが、市販のスケジュール帳でも代用できるとのことでした。
市販のものを使う場合は、新月期間と満月期間をマーカーで囲ったり、新月、半月(上弦、下弦)、満月の日に印をつけるなどして、わかりやすくすればオッケー。
私は自作のデジタルプランナーで満ち欠けスケジューリング術を行うことにしました。
満ち欠けスケジューリング術の基本
それでは次に、満ち欠けスケジューリング術の基本を紹介します。
満ちていく期間⇨始める・増やす・広げる・吸収する
欠けていく期間⇨完成させる・手放す・整理、片付け・デトックス
満ち欠けスケジューリング術は、自分の生活をこの2つの面で考えてスケジューリングしていくという非常にシンプルなものです。
これは、仕事だけでなく家事や自分磨きなど、さまざまな場面に当てはめることができます。
満ち欠けスケジューリング術の5つのメリット
読了後、早速実践してみました。
満ち欠けスケジューリング術3ヶ月の私が感じた5つのメリットを紹介します。
①決断疲れが少なくなる
私たちは、毎日たくさんの決断をしながら生活しています。
朝起きて「今日の服は何にしようかな?」「朝ごはんは何を食べようかな?」という意識的な決断のほかに、トイレットペーパーをどのくらいとるか、歯磨きをどのくらいするかという無意識の決断まで合わせると、1日でなんと平均35,000回も決断をしながら生きているそうです!
少しでも疲れを回避するためには、あらかじめ選択肢を少なくして決断する回数を減らす努力が必要です。
満ち欠けに合わせて日々のタスクをスケジューリングすることで、この決断疲れが圧倒的に少なくなりました。
②計画達成率が高くなる
今までは
目標=年始に立てて年末に振り返る
目標達成のための計画=月初に立てて月末に振り返る
というスタイルでスケジューリングをしてきました。
独り身のときはこのスタイルでもよかったですが、母になった今、1ヶ月のうちにいろんなことが起こります。
急に子どもが風邪をひいたり、その風邪を見事にもらったり…そうなったら、月初に立てた計画は一気に崩れます。
そこですぐに軌道修正すればいいものの、面倒なことはついつい後回しにするのが人間ですよね。結局ダラダラ過ごし、計画達成率は低いまま。
しかし新月と満月の約2週間ごとに計画と改善を行い、半月(上弦、下弦)で軌道修正をかけることで、計画達成率が高くなりました。
「2週間」という、短すぎず長すぎずのサイクルが今の私にはあっているみたいです。
③自分の心地いいペースがわかるようになる
計画達成率が高くなった要因の一つに、無謀な計画をしなくなったこともあると思います。
月初ってキリがいいので、ついつい無謀な計画を立てがちでした。
本を5冊読む!
ブログを10記事書く!とかね…
でも、満ち欠けスケジューリング術を取り入れるようになってから、自分の心地いいペースがだんだんとわかるようになり、現実的な計画を立てられるようになりました。
④いい意味で諦めがつく
そう思う方もいるかと思います。
でも、あえて月のリズムに合わせることで、計画が思うように進まなかった時もいい意味で諦めがつくし、前よりもポジティブに考えられるようになりました。
例えば、思うようにブログのアクセスが増えないな〜と感じたときは
とポジティブに考えることができます。
ただ単に1ヶ月を2分割するだけでは、このような発想にはならないでしょう。
この「いい意味で諦めがつく」というのは、満ち欠けスケジューリングを実践して感じた最大のメリットかもしれません。
⑤ワクワクしながらタスクをこなせる
今までは、目標や計画を立ててただタスクをこなしていく日々でした。
もちろん、決められたタスクが終わればスッキリするものの、ワクワクする気持ちはありませんでした。
でも、月のリズムに合わせてスケジューリングしてから日々が楽しく感じられるようになりました。
たとえ、決めていた計画がその日に終わらなくても④で紹介したようにいい意味で諦めがつくし、タスクがスムーズに進んだときは夜にお月様を見て「ありがとう〜〜〜!」と心の中で言ってしまうくらい。
本書にもこのように書かれています。
おまじないや願掛けなどには、やる気と行動にドライブをかける効果があります。
自分を動かして行くことに手段を選ぶ必要などはないのです。
占いだろうが、おまじないだろうが、自分を動かすキーはなるべくたくさん持っていることのほうが重要です。
ー『満ち欠けスケジューリング術』P71 願い事というオブラートに包むと急に強欲になる
ワクワクしながら行動にうつせるのもムーンプランナーの魅力ですね。
まとめ
今回は、『満ち欠けスケジューリング術』について紹介しました。
今まで手帳術に関する本はたくさん読んできましたが、一番学びが多く、かつ早く効果を感じられました。
いろんな手帳を試したけど、何度も挫折してるしどうせ私には無理…
と諦めている方へ、最後に本書のこの言葉を送ります。
変わらない、続かないというのは、むしろホメオスタシス機能が正常な証拠と思ってもいいくらいです。「意志が弱い」「挫折ばかりしている」と気にやむのは、あまり意味がないのです。健康なことを嘆いているようなものなのですから。(※ホメオスタシス=人の身体にある常に同じ状態に保つ力)
ー『満ち欠けスケジューリング術』P143 「続かない」をやめる変化のデザイン
このように『満ち欠けスケジューリング術』は、月の満ち欠け以外にも手帳が続かない理由や無理のない計画方法についての紹介も非常に充実しています。
むしろ、スピリチュアル要素はほぼないです。
そういった点から、スピリチュアルに興味がない方にもぜひ読んで、試してみてほしいスケジューリング術の本です。
コメント